乳がん・子宮頸がん検診のご案内

対象者条件

※乳がん・子宮頸がん検診は基本健診・人間ドックのオプション検診です。
 単体では受診できませんのでご注意ください。

女性特有の「乳がん・子宮頸がん」は、患者数・死亡数ともに年々増加傾向にあり、多くの方が亡くなっており、比較的若い世代が多く発症していることが特徴です。
「乳がん・子宮頸がん」は、定期的に健診を受けることが大切です。女性であれば誰でも「がん」を発症する可能性がありますので、正しい知識をもち、早期予防・早期発見に努めましょう。

  • ※引きつづき、精算等の業務を(株)バリューHRに委託し、利用者の方の利便性を高めてまいります。

乳がんとは

日本人女性は11人に1人が「乳がん」といわれています。乳がんの発症率は30歳から50歳がピークで、比較的若い世代に多いのが特徴です。その背景には「高カロリー・高脂肪の食生活、晩婚・未婚、初産の年齢の高齢化や子供を産まない」などといった女性を取り巻くライフスタイルの変化の影響が考えられています。

残念ながら生活改善による予防法は確立していないため、自己検診法(月に1回)と乳がん健診(年に1回)による早期発見が重要です。乳がんは早期に発見できれば治癒する確率が高くなります。

乳がんは自分で触って見つけられる可能性があります。主な自覚症状はしこりと乳頭からの血性分泌で、痛みなどはほとんどありません。実際、しこりに気づき受診すると乳がんを診断されるケースが多く、30歳を過ぎたら月に1回は自己検診を習慣的に行うのが理想です。

自己検診に加え、マンモグラフィーや超音波検査を受けることも大切です。年に1回定期的に検査を行いましょう。

子宮頸がんとは

子宮がんは出来る部位によって子宮頸がんと子宮体がんに分けられます。「子宮頸がん」は「子宮の頚部」にできるがんです。

子宮頸がんの発症率は20代後半から30代の若い女性に多く、年々増加しています。子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こるがんです。初期のがんは自覚症状がほとんどないため、早期発見や予防には定期的な検診が大切です。

検診では子宮頚部細胞診の検査を行います。細胞診は子宮内部をブラシでこすり、細胞を顕微鏡で調べる検査で、痛みもほとんどありません。

予防にはワクチン接種もありますが、副反応の発生により現在厚生労働省では積極的勧奨を控えています。

対象者条件

当健康保険組合に加入している女性。(退職後はご利用できません)

費用補助

自己負担が生じることは、ほとんどありませんが、いくつかの医療機関で自己負担が発生することがありますので、あらかじめご確認ください。

検診内容

  • 子宮頸部細胞診+内診
  • 乳房超音波+視触診 または マンモグラフィー+視触診